作者の都合により名無しです 1スレ目883氏
「冗談じゃねー…なんとしてでも生き延びてやる!!
さて、身を守る武器は……あれ?なんにも入ってな… 石!? これが武器!?」
彼の堅い決心はみるみるうちに消沈してしまった。
(オイオイこんなもんでサバイバルできるわけねーだろ…
しかし「なんとしてでも生き延びる」って青空に宣言しちゃったしなー…)
そこは立ち直りの早い男。支給品は石。
一つのアイディアがリュークの頭の中で結んだ。
「石…そうだ!石器の武器を作ればいいんだ!」
「人間の気配……やいやい!てめぇがこいつを殺した犯人…わっ!?」
乱入者の驚愕に凍る顔を赤い炎が照らす。
「石打ちすぎて木に引火しちゃったりして…」
轟々と燃える森の一角に涙を流すリュークが立っていた。
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